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JCBクラシック仙台 2006

池田勇太、今大会初のベストアマチュア賞を獲得

表彰式は、地元・東北福祉勢が独占した。チャンピオンは卒業生。その隣の席を陣取ったのは、現役ゴルフ部の池田勇太くん。今大会は出場3回目にして、初のベストアアマチュア賞を獲得だ。

大勢の地元ファンの前で、宮城県知事杯と仙台放送盾を受け取った。
晴れがましい思いとは裏腹に、悔いも残った。

35位タイからスタートした最終日は、「4日間で一番悪いゴルフ」。
14番パー3で、あわやホールインワンのピンそば5センチと見せ場を作りながら、18番では第2打を木に当てた。
スタイミーになったボールを、高い球で木の上から脱出しようとして失敗した。
枝に跳ね返り、ほとんど真下に落ちてきた。
判断ミス。
最終ホールのボギーで、47位タイに沈んだ。

「上に行きたい!という気持ちから、全体に力も入ってた。キレのあるショットを打つことができなかった」と、唇をかんだ。
「・・・ツアープロから学ぶことは山のようにある」という池田君。
「4日間プレーして、スコアが良くても悪くても、気持ちの良いゴルフを目指したい」と、地元ギャラリーの前で誓った。

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