Tournament article
ザ・ゴルフトーナメントin御前崎 2006
藤田寛之「ずっとここでトーナメントを!」
最終日に応援にかけつけてくれた大ギャラリー。
「あれだけ熱心に声をかけてもらって、頑張らないわけにはいかない」。
スタートの1番で、左1.5メートルにつけてバーディ発進。3番で、右から8メートルのチャンスをねじこんだことも追い風となった。
「最後まで“てっぺん”の方を意識しながらやっていた」。
地元での優勝を狙ってプレーしたことが、ボギーなしの66につながった。
加えてこの週は、2002年までやはりここ静岡カントリー浜岡コース&ホテルで開催されていたダイドードリンコ静岡オープン以来の“自宅通勤”。
掛川市の自宅から車でわずか30分。
妻・優合子さんの手料理と、長男・大稀(ひろき)君の相手をして毎日リラックス。
自宅と、コースでの緊張感と。メリハリのある4日間が、藤田にパワーを与えてくれた。
「今週、すごく前向きになれたし、最終日はもったいないミスもなく充実していた」。
開催コースが移って、今年1年目。
「ずっとここでトーナメントをやってくれたら嬉しいのだけれど・・・」。
地元への愛着を、いっそう深くした1週間だったようだ。