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コカ・コーラ東海クラシック 2006

田島創志が16番でホールインワン500万円を獲得

もともと苦手な上に、いっそう難易度を増した今年の三好はもうお手上げだった。「僕みたいに曲がる選手は、絶対に通用しない」。
どうにか予選通過はしたものの、決勝ラウンドでもコテンパンにやられたが、「人生、悪いことばっかじゃない!!」。

通算16オーバー55位タイ賞金の29万400円をはるかに超える“臨時収入”に、声も弾む。

190ヤードの16番パー3のホールインワン賞はまず100万円からスタートし、該当者が出なければ毎年、100万円ずつ上乗せして持ち越されているしくみだ。
2001年に今井克宗が500万円を手にして以来、田島が5年ぶりの快挙達成。

5番アイアンで打ったティショットは、狙いよりもつかまってやや左に飛んだが、これがかえって奏効した。
若干つかまりぎみの当たりは、ピン手前5ヤードで小さくバウンドして転がって、カップに吸い込まれた。
この5年間で、積もりに積もった500万円を獲得して、「めちゃくちゃ嬉しい!」と、飛び上がらんばかり。

この週の月曜日(25日)は30歳の誕生日だった。
「ホールインワンは、ゴルフの神様がくれたプレゼントかも・・・」。

思いがけないご褒美に「・・・来週はゆっくり、温泉旅行にでも行こうかな」。
次週1週間のオフで気持ちを切り替え、日本オープンに挑む。


  • 三好の16番で5年ぶりにホールインワンを達成した田島には、コカ・コーラ提供の賞金500万円が贈られました。
  • 記念のボールにサインをして、ファンに気前良くプレゼント!!

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