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コカ・コーラ東海クラシック 2006

片山晋呉「ここで勝てば名古屋を制覇!」

招待外国人選手のカミロ・ビジェガスに「ズボンは破れてないか?」と心配された。左手をグリーンにつき、右足を後ろに伸ばしてラインを読むカミロの“スパイダーマン”に対抗して、大会初日に見せた180度の開脚ポーズ。

「彼は足を縦に開くけど、僕は横に。別に、深い意味はない。あのポーズでラインを読んで、入ったためしはないけれど。『僕は、こんなに体が柔らかいんだぞ』というのを見せたくて・・・(笑)」。

この日3日目も、最終18番で披露だ。
エッジから約6メートルのバーディパットは決まらなかったが、派手なアクションで、土曜日の三好を大いに盛り上げた。

今週は「鼻声」。
風邪をひき、持病の背筋痛も出ている。
練習ラウンドもキャンセルして、ぶっつけ本番。
ホールアウト後もほとんど練習できない状態だが、それでも精一杯のパフォーマンスに、結果もついてきた。

「1個でも2個でも上出来のコースで、今日は3個(3アンダー)。最高ですね」。

2004年と今年度の中日クラウンズのチャンピオンは、通算1オーバー5位タイに浮上して「ここで勝てば名古屋を全部、制覇できるね」と、ニヤリと笑った。

※中日クラウンズは、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースが開催コースです。


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