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ABC チャンピオンシップ 2006

藤田寛之、65をマーク「自分の納得するゴルフ道を突き詰めたい」

375ヤードの5番パー4、残り101ヤードの第2打を、ピッチングウェッジでチップイン。
最終18番ではピンまで167ヤードの第2打を、6番アイアンで2メートルにつけてこれを沈めた。

1日2イーグルに「今年まだ、これまで1個しか取っていなかったのに・・・。いきなり、来ましたね」。

この日7アンダーは65。単独6位浮上は9月のサントリーオープン以来のトップ10入りに、「スコアと順位は素直に嬉しいけれど・・・」と、やや表情を曇らせた。

結果や数字よりもまず、ゴルフの内容にこだわるタイプ。
「ランキングよりも、自分の納得するゴルフ道を突き詰めることで自己満足するほうなんです」。

しかし、今年は開幕からスイングに悩んでおり満足できるショットが出来ていない。
いまも試行錯誤が続いているが、「悪いなりには良くやっているな、と・・・」。
今はそうやって「自分を納得させている」というのが正直なところだ。

次週は、地元・福岡で行われる『アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアル』。

「もちろん、頑張りたい気持ちはある。でも、今からどうあがいても同じだから・・・。来週は“実家の両親に、久しぶりに顔を見せに行こう”くらいの軽い気持ちで。そのくらいのほうが、良い結果が出る気がします」と、控えめに抱負を話した。

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