Tournament article

アコムインターナショナル 2006

アコムインターナショナル最終日は小山内護がプレーオフを制して7年ぶりの優勝。

家族と優勝を喜ぶ小山内
アコムインターナショナルは、茨城県の石岡ゴルフ倶楽部で最終日のラウンドが行なわれ、小山内護が手嶋多一とのプレーオフを制して、1999年の日本プロゴルフマッチプレー選手権に次ぐ、ツアー3勝目を挙げた。
台風14号の余波による昨日までの強風は影を潜めたが、風は時折吹き、この日も選手たちのクラブ選択に影響を与えた。

小山内は出だしの1番でバーディを奪い、幸先の良いスタートを切ったが、次の2番からパッタリとバーディがとれず、5番ホールでは同じ組のプラヤド・マークセンにバーディで並ばれた。
11番ではマークセンのバーディに対して小山内はボギーとして2打の差を空けられ、更に8バーディで猛追した手嶋多一にも逆転され、一時は優勝の可能性が薄くなった。
しかし、16番と最終18番で見事なバーディを奪い手嶋に追いつくと、プレーオフ1ホール目の18番435ヤードで、小山内は飛距離を武器に手嶋に44ヤードの圧倒的なドライバーでの差をつけ、手嶋が178ヤードを6番アイアンで打ったのに対し、小山内は134ヤードを9番アイアンで打ち、パーをセーブして7年ぶりの優勝を確定させた。

小山内は、1999年の日本プロゴルフマッチプレー選手権での優勝以来、勝利になかなか手が届かなかったが、7年ぶり優勝に喜んだ。

表彰式が終わると仲間たちが、「池落とし」ならぬ「バンカー落とし」の手荒い祝福で優勝を称えた。

小山内護のプロフィールはこちら

  • プレーオフで優勝を決めてガッツポーズ
  • 仲間たちから手洗い「バンカー落とし」にあう

関連記事