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アコムインターナショナル 2006
アコムインターナショナル最終日は小山内護がプレーオフを制して7年ぶりの優勝。
台風14号の余波による昨日までの強風は影を潜めたが、風は時折吹き、この日も選手たちのクラブ選択に影響を与えた。
小山内は出だしの1番でバーディを奪い、幸先の良いスタートを切ったが、次の2番からパッタリとバーディがとれず、5番ホールでは同じ組のプラヤド・マークセンにバーディで並ばれた。
11番ではマークセンのバーディに対して小山内はボギーとして2打の差を空けられ、更に8バーディで猛追した手嶋多一にも逆転され、一時は優勝の可能性が薄くなった。
しかし、16番と最終18番で見事なバーディを奪い手嶋に追いつくと、プレーオフ1ホール目の18番435ヤードで、小山内は飛距離を武器に手嶋に44ヤードの圧倒的なドライバーでの差をつけ、手嶋が178ヤードを6番アイアンで打ったのに対し、小山内は134ヤードを9番アイアンで打ち、パーをセーブして7年ぶりの優勝を確定させた。
小山内は、1999年の日本プロゴルフマッチプレー選手権での優勝以来、勝利になかなか手が届かなかったが、7年ぶり優勝に喜んだ。
表彰式が終わると仲間たちが、「池落とし」ならぬ「バンカー落とし」の手荒い祝福で優勝を称えた。
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