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アコムインターナショナル 2006
アコムインターナショナル3日目は小山内護が首位を維持。明日は完全優勝を目指す。
朝から吹き荒れた強風は、選手たちを苦しめ、スコアを伸び悩ませた。
2位に5打差をつけてスタートした小山内は、スタートホールから2つ連続してバーディを奪い、独走の気配が漂った。しかし、5番ホールで「風を読み間違えて」ボギーとすると、次の6番でもボギーとしてしまった。
「風がわからなくなった」という小山内は、その後も風に翻弄され、結局バーディをとれずボギーを3つたたく厳しい展開となった。
「それでもパーパットが良く入ってくれた」という執念もあり、なんとか74でまとめて、初日からの首位を維持した。
2位には小山内と飛距離において常にライバル的存在として知られる小田龍一が2打差でつけた。
小田は2002年と2003年にドライビングディスタンスで1位。対して小山内は2004年と2005年に1位となっており、昨年の2位は小田で、常に飛距離では抜きつ抜かれつのライバルである。
その小田と、明日は最終組で一緒にラウンドする小山内は、「つるやオープン最終日に一緒にまわったが、その時には僕が勝ったので、今度は負けないぞと思っているかも」と語った。
明日の最終日は、1999年日本プロゴルフマッチプレー選手権での優勝以来の、ツアー3勝目に向けて、完全優勝を目指す。
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