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アコムインターナショナル 2006

小山内護が5打差の独走

小山内といえば、豪快なその飛距離。2000年、2004年、2005年のドライビング王。「・・・でも、もう意識するのに疲れちゃったよ」。

だからいま、飛ばし屋の若手にこう言って回っている。

「俺を引退させてくれ」。

しかし、なかなか小山内をしのぐ選手が出てこない。「平均して僕をぶっちぎる子がいない。ライバルがいない。いいかげん飛距離は若手に任せて、スコアに集中したいのに・・・」。

ショット、パットともに絶好調の今週は、その思いが如実に現れているかもしれない。
今週11番、16番で計測中のドライビングディスタンスで現在13位。
得意の飛距離を抑えた分、スコアでほかを凌駕する。

この日2日目はボギーなしの63。
通算14アンダーは2位と5打差の単独首位。

「明日はこのまま耐えるのではなく、離すだけ離していきたい」。
飛ばしにはもうこだわらないと言いながら、この独走態勢ではやはり飛距離は大きなアドバンテージ。理想は、ぶっちぎりのツアー通算3勝目だ。



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