Tournament article
サン・クロレラ クラシック 2006
ゴルフ北海道スイング第2戦!!!
今週のサン・クロレラ クラシックが、その第2戦となる。
この挑戦権を最初に手にしたのは台湾の葉偉志だ。“初戦”にあたるセガサミーカップで3日目に首位に躍り出ると、最終日はほかに付け入る隙を与えず、完璧なゴルフでみごとツアー通算2勝目をあげた。
前回の初優勝が、やはり北海道で開催のANAオープン(2003年)。
以前、欧州ツアーを主戦場にしていた時期があり、「北海道の芝がヨーロッパと似ていてとてもプレーしやすい」と話している葉。
もともと飛ばし屋ではあるが、なぜか道内の大会でいっそう飛距離を伸ばす、という不思議なデータもある。
というのも、先のセガサミーカップでは2年連続のドライビングディスタンス賞も受賞。
もちろん、他のトーナメントでも同賞でそこそこ上位には来るのだが、1位になったことはなかった。
その選手が、同大会に限って2年連続でダントツの1位。
計測スタッフも「なんで葉さんは、セガサミーカップだけ飛ぶのか・・・」と頭をひねったほど。
本人にも自覚はなかったようだが、「大好きな北海道に来ると、ますます気分良くショットが出来るからかな?」と笑う。
もちろん、1000万円のボーナスにも色気たっぷりで、「今週もガンバリマショウ!」と力拳を作った。