Tournament article
サン・クロレラ クラシック 2006
プラヤド・マークセン「今日はアンラッキーな日」
「右のバンカーでいい、というつもりで打った。それが引っかかってしまって・・・」。
同じ組で回る藤田と揃って、ティショットを左林へ。
2打目はフェアウェーに出すしかなく、3打目はピン手前7メートル。
「あのパットは・・・本当に惜しかった」と、顔をしかめた。
パーパットは、わずか数ミリ手前でカップを覗き込むように止まってしまった。
思わずその場でヒザを折り、頭をグリーンにこすりつけたマークセン。
前半の6番、8番でも同じパターンでチャンスを外しているだけに、「今日はほんとうにアンラッキーな日」と、思わずにいられない。
「最後のボギーは予定外。5アンダーのままホールアウトするつもりだったんだけどね・・・」。
勝てば、2004年ANAオープンのチャワリット・プラポールに続く2人目のタイ人チャンピオンとなるはずだった。
日本に来て5年目。
これまでに幾度もチャンスを逃してきた。
マークセンの日本ツアー初Vは、またもやお預けとなってしまった。