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アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン 2006
鈴木亨、15年目のシード権を保持
そんな不甲斐ないこの1年間の成績に、いちばん気がかりなのは9歳になる長男・貴之くんのことだった。
両親ともに留守がちで寂しい思いをさせている上に、ちっとも良い知らせをすることができない。
スコアを崩して気落ちする父に「そんな日もあるしょうがないよ」と、肩を叩いて励ましてくれる、優しい子だ。
そんな息子の気持ちに答えたい。その一心で奮起した最終日。
67で回って単独3位。
15年目のシード権をようやく確定させることができた。
来季の不安がなくなれば、さっそく目標に掲げたいのがツアー通算8勝目だ。
鈴木には94年の初優勝から、偶数年に勝ち星を重ねる、というジンクスがある。
その方程式でいくと、今年はその当たり年となるはずだ。
貴之くんもそれをちゃんと知っていて、「パパ、頑張らないと」と、このあいだゲキを入れられたばかり。
幸い、次週からの3戦は、鈴木にとって相性の良いトーナメントが続く。
「来週から乞うご期待、って感じですかね」。
この勢いでぜひ、息子の望みをかなえたい。