Tournament article
フジサンケイクラシック 2006
ディフェンディングチャンピオン丸山大輔帰国後いきなりの好発進
初めて経験する「ディフェンディングの大会」で、プレッシャーを全身に感じながらティグランドに立った。
第1打はフェアウェーど真ん中。7アイアンで3メートルのバーディを奪って、ますます高鳴る胸の鼓動。
むしろ、次の11番でグリーン手前10ヤードのアプローチを5メートルショートしてボギーを打って、ようやく気持ちが落ち着いた。
「まあ、こんなもの」と良い意味の開き直りで平常心を取り戻した。
帰国第1戦の3アンダーは、「初日なのでまずまずでしょう」と8位タイスタートに納得顔だ。
昨年末のQスクールを突破して、今季米ツアーに本格参戦。
アメリカのギャラリーは、絶えずにぎやかだ。
好プレーへの声援もさることながら、いつでもどこでも構いなし。常にガヤガヤとしているイメージがあるという。
おかげで、「プレー中に多少、騒がしくても大丈夫になった」。
逞しさが増した分、日本でのプレーに違和感を覚えると丸山はいう。
「日本のギャラリーのみなさんはとてもマナーが良くて、アドレスするなり身動きひとつしないという感じ。シーンとして下さっているのが、なんかかえって居心地悪く感じてしまって・・・」と、苦笑した。
・・・ギャラリーのみなさん、選手の好プレーにはぜひ惜しみない拍手と歓声を送ってやってください!!