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東建ホームメイトカップ 2007

ジャンボ尾崎は20位タイ

昨年12月の手術で“元凶”はすべて取り除けている。「でも、もしかしたら一ヶ所。右足のところに出ているのが圧迫しているかもしれない・・・」。
日を追うに連れて、腰の痛みがジワジワとぶり返してきた。今週も、やっぱり簡易チェアが手放せなかった。
「歩き慣れることがまず先決」と、改めて思い知らされた。

そんなハンディを背負いながらも、豪快なプレーで満員の観衆を魅了した。
518ヤードの17番パー5。
残り217ヤードの第2打を、5番アイアンで左8メートルにつけた。
スライスラインを読みきって、イーグルを奪った。
最終18番は、約2メートルのパーパット。
カップを半周描いてポトリ、と沈んだ。
思わずこぼれた苦笑い。

「4日間、やったことは事実だけれど。思ったよりも、まだまだだった」。
還暦Vを目指す本人には、通算1アンダー20位タイなど到底、納得できないかもしれないが、それでもこの開幕戦で、健在ぶりをアピールした。
「・・・本当なら、次の試合は休んだほうが(痛みが)楽になることは間違いないが・・・」。
不屈の60歳は、立ち止まることを知らない。

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