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KBCオーガスタ 2007
3社共同のジュニア育成プロジェクトは今年も!
将来有望なジュニア選手に各3社主催の3トーナメントへの出場チャンスを与え、厳しいツアーのセッテイングを経験してもらおうというこの企画は、今年も引き続き実施中だ。
全国の中・高生の間で“緑の甲子園”とも呼ばれる3月の全国高等学校ゴルフ選手権大会春季大会の上位2人がその権利を得て、“第1戦”となる5月のマンシングウェアオープンKSBカップに挑戦。
茨城の鹿島学園高2年の前粟蔵俊太(まえあわくらしゅんた)くん(=写真上)と、同・水城高3年の近藤孝宣(こんどうたかのぶ)くん(=同下)は、高校1年生の石川遼くんがツアー優勝を飾ったこの大会で残念ながら予選落ちしてしまったがプロジェクト2戦目の今週のKBCオーガスタでリベンジしたいところだ。
特に、前粟蔵くんは石川くんとともに世界ジュニアで日本代表メンバーとして活躍。
またツアーの出場優先順位をかけたクォリファイングトーナメントのファーストステージでは茨城県の鷹彦スリーカントリーでトップ通過を果たし、9月の2次予選にコマを進めるなど、メキメキと力をつけている。
さらに、先週の日本ジュニアは最終日に67をマークして3位に入賞した逸材は、「連戦続きで体調は余り良くないんですが」とこぼしつつ、「今週は普段、めったに回ることのないプロの技を間近で見て吸収したい」と、燃えている。