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ダンロップフェニックストーナメント 2007
単独2位のゴンサロ・フェルナンデスカスタノ
「唯一、勝てるチャンスがあった」と振り返ったのは12番だった。
首位のポールターが、バンカーから寄せきれず13メートルもの長いパーパットを残した場面だ。
「あれが、ボギーだったら流れも変わっていたかもしれない。あれはまさにスーパーパー。あのあとは、追いつくチャンスすらなかった」と、ゴンサロ。
「来年もぜひ出場したい」と、早くもリベンジを誓っていた。
ゴンサロ・フェルナンデスカスタノ
1980年10月3日生まれの27歳、スペイン出身。
父の薦めで5歳からゴルフを初め、2005年にプロ転向。16試合目を数えたKLMオープンで達成したツアー初優勝は、くしても彼の憧れでもあった母国の英雄セベ・バレステロスがデビュー27試合目にして初優勝をあげたのと同じ大会だった。
その年、受賞したルーキー・オブ・ザ・イヤーはスペイン人ではホセ・マリア・オラサバルとセルヒオ・ガルシアに次いで3人目。
2006年にはBMWアジアンオープンでツアー2勝目。今年はテレコム・イタリアオープンで勝ち、順調にキャリアを重ねている。
ダンロップフェニックスは3年連続の出場で、初回の2005年は5位、昨年は8位タイ、そして今年は単独2位と毎年トップ10入りを果たして相性は抜群なだけに次こそは、の期待が高まる。