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マンシングウェアオープンKSBカップ 2007

尾崎将司が今季初のボギーなし

左端がピンチヒッターの藤井さん、41歳!
昨年12月に腰の手術に踏み切って、復活にかけるジャンボがこの日2日目に改めて行われた第1ラウンドで、今季初のボギーなし。4アンダーで13位タイにつけて、「昨日は4オーバーで今日4アンダー」と、苦笑した。

強風で、中止となった前日初日。13番でトリプルボギーを打つなど、インスタートの15番までに4オーバー打っていた。

改めて仕切りなおした第1ラウンドで一転、好発進。
「アイアンはまだ決め打ちできていないが、パットが良くなった」。
先週からバッグに入れた、全盛期に愛用していたのと同タイプのL字型のパターも、「自分の体の中に、染み付いたタッチの感覚があるからね」と、効果てきめん。

「スコアを作るにはやはりパット。バーディチャンスをいかにパットで取るかだからね」と、手ごたえを掴んでいる様子。

実は、この日の朝はバタバタだった。
エースキャディの佐野木計至さんが、前夜に食べた鯖寿司にあたった。腹痛で、とても歩ける状態ではなくなった。
代わりに、学生アルバイトがキャディを務めることがほぼ決まっていたがスタートの10分前。突如、白羽の矢を当てられたのが、たまたま会場に応援に来た藤井史朗さんだった。

いまは、岡山県倉敷市でサラリーマンをしているが、以前はジャンボのバッグを担いで3勝をアシストしたこともある。
元・エースキャディが慌てて準備をして、ピンチヒッターを務めた途端の好スコアだった。

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