Tournament article

サン・クロレラ クラシック 2007

谷原秀人「大会連覇は逃したけれど・・・」

通算2アンダーで迎えた最終18番は、手前から20メートルはあろうかという長い長いバーディパット。これを、ど真ん中から決めて派手なガッツポーズに大ギャラリーは脇きに沸いた。
昨年大会を彷彿とさせるシーン。しかし決定的な違いがあった。

優勝には2打足りなかったことだ。

2位に5人が並ぶ大混戦を制した2006年は、ピン奥からねじ込んだ3メートルのパーパットが劇的なウィニングパットになったものだが、今回はせめて5位タイに順位を上げるのが精一杯だった。

首位との差を考えると、惜しむらくはダブルボギーを打った5番ホールだが、後悔しても「仕方ない」。

初日をのぞけばここ小樽で3日間とも、アンダーパーをマークできたことがせめてもの好材料。
「大会連覇は逃したけれど、それでも最後まで攻めていけたし、今回はこれでよしとします」。

次週から2週間のオープンウィークで、「また出直してきます」と、気持ちを入れ替えていた。

関連記事