Tournament article
PRGR CUP FINAL 2007
単独4位スタート 3アンダー 松村道央
大きな不安を抱えながら。初日の競技がスタートした。
「いいスコアを出すことを考えず、とりあえずパープレーをしよう!」と、心に決めてスタートしたが、前半の3番、5番ホールでボギー。
首を痛めた為「大会直前になってもいつものような練習、むしろちゃんとクラブを振ることもままならない状態だった」と、話す松村の首には大きなテーピングがしてあり、それが痛々しい。
しかし、7番ホール(446Yds/Par4)のセカンドをピン横5メートルにつけ、そこからのバーディパット.松村は打った瞬間、「入らないだろういだろう」と、歩き出したがボールは一度カップの淵で止まったものの、入ってバーディ。この時点で1オーバーだった松村だが、「今日はツキがあるな!」と、感じたという。
スコアをイーブンに戻せたことで「気持ちが落ち着き」、後半出だしの10番ホールでバーディを奪うとその他にも2つのバーディを決めた。スコアを3アンダーとし、大混戦の2アンダー、1アンダーグループから一歩抜きにでて、単独4位でこの日、ホールアウトした。
首を痛めるほどのハードスケジュールだったここ何ヶ月間だが、4日間競技のツアートーナメントに
何度か出場することで、自分のリズムの作り方が分かってきた。「明日は風の影響などもあるんですが、スコアをひとつでも伸ばしたい」と、明日の競技二日目を前にして力強く話していた。