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BMWチャレンジカップ 2007
横田と中島が思う静ヒルズカントリークラブ
中島雅生は父の中嶋常幸が設計監修をしたコースでこんな感想を。
昨日、今日と「72」で4オーバー。
「パターが入らずに頭が痛いですね」。
グリーンも芝目が読みづらい。打ってみて初めて分かる。自分が読んでいる方向とは全然違う方向に転がっていく。
コースレイアウトもきれいだが、難易度が高い。
風が吹くと余計に悩まされる。問題なのは、風が強い弱いという事よりも、悩まされること自体にあるのだという。
「良いスコアが出ると満足感があるけど、悪いスコアだと打ちのめされますから」と苦笑い。だからこそ、このコースで優勝争いができれば、自信につながると話す。
横田真一もこのコースは「本当にショットメーカーが上位に行くコース」だと分析。
マネージメント能力が求められる。
そこまで多くバーディが出ないコース。だから、耐えてじっくりバーディチャンスを狙う。
ポイントは1番と18番。「このコースはいかにドライバーを持たないでスプーンを持てるか。コースの最初と最後で心のコントロールができるか。」
18番では多くの選手がティショットを右ラフや林に入れている。その葛藤に耐え抜くことができるかが、大きくスコアに影響する。
「中嶋さんが通い詰めて設計されただけあって、プロがラウンドしても納得できるコース。ただ、花道も残ってるからアマチュアの方でも楽しめると思います」。
明日、このコースでどんなドラマが生まれるのだろうか。