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三井住友VISA太平洋マスターズ 2008

谷原秀人は最終ホールのダボに「また明日・・・」

7番のホールインワンに手を振って応えるも最終ホールで悲劇が・・・
この日7番で、ツアーで自身初のホールインワンを達成した。6番アイアンで打ったティショットは手前3メートルから転がって、吸い込まれた。

同組の石川遼と大喜びでハイタッチ。
そのあと「遼くんも入れちゃえ」とギャラリーから声援を受けた石川が手を横に振って頭を垂れて「無理、無理」と、苦笑いでつぶやいて大観衆の笑いを誘った。

最高潮に盛り上がったラウンドもしかし、最終ホールで台無しだ。
大きく右に曲げた第2打はとりあえず出すしかなかった。ラフからの第3打を今度は木に当てて、最後のチャンスホールでパーオンにすら失敗したばかりか4メートルのパーパットはなんと3パット・・・。
ダブルボギーに13位に沈んだ。

賞金ランク1位を走る片山が今季3勝目にむけて好位置につけているだけに、同3位で追いかける谷原もここらで少しでも差を縮めておきたいところだったがまんまと突き放された。

この日の無残な結末に「今日は何も言うことがない・・・。また明日」と、つぶやくのが精一杯だった。

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