Tournament article
キヤノンオープン 2008
ブレンダン・ジョーンズがホールインワン
難解なグリーンに苦しんでいた3日間。伸び悩んでいたオージーはこの日最終日はインコースからのティオフ。
しかもトップスタートだったから、後半のアウトコースは最終組を追いかけるかっこうのラウンドとなった。
実際に、スコアでも追いかけた。
パッティングで悩んでいたのがウソのよう。
トレードマークの長尺パターが冴えに冴え、前半2アンダーでターンすると、後半に大爆発だ。
1番から3連続バーディで勢いづくと、201ヤードの5番パー3ではなんととどめのホールインワン。
右からのフォローの風に乗せ、8番アイアンで打ったティショットは直接カップに飛び込んだ。
しかもカップの縁を壊す破壊力で、そのあとの修復に時間がかかって後ろの組をしばらく待たせたほどだ。
来日して7年。
母国の豪州ツアーや、日本ツアーのダンロップフェニックスのプロアマ戦、また東建ホームメイトカップの練習ラウンドでは経験があったそうだが「日本の試合では、初めてなんだよ!」と、“初”の快挙達成を喜んだ。
このイーグルが効いて、64はコース提供のベストスコア賞を獲得。
また、5番は賞の対象ホールではなかったが、ご褒美としてキヤノンより10万円もゲット!
スタート時の36位から、怒濤の追い上げで一気に6位タイの成績にも「今日はラッキーデイ! 」と超ご機嫌。
「戸塚も大好きになりました。またぜひ来年、ここでお会いしましょう!」とコースと、主催者のみなさんにラブコールを贈っていた。