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フジサンケイクラシック 2008
W・リャンが7位タイ浮上
昨年3月の欧州とアジア共催のシンガポールマスターズで優勝し、欧州ツアーのシード権を獲得。
欧州に拠点をおいたため、昨年の今大会には出ていないが、1年ぶりのここ富士桜は「各ホールに特徴があってとても覚えやすいから。すぐに順応できた」という。
久しぶりのコースに戸惑いはひとつもなく、ラインが読みずらいと言われるグリーンも難なく攻略。
10番から3連続バーディを奪うなどチャンスの取りこぼしはひとつもなく、またきわどいパーパットも面白いように決め、一気に上位争いに加わった。
日本ツアーはこのあと、9月のアジアパシフィックパナソニックオープンに出場し、アジアンツアーに専念する。昨年に続く、2年連続の賞金王は現在ランク17位と少し遠いが、それでも0%ではない可能性を掴みに行く。
満を持してホームツアーに戻る前に、ぜひとも欲しいのが日本での初勝利。
トップとは少し差がついてしまったが、「ゴルフは何があるかわからないから。明日は狙っていきます」と、力強く言い切った。