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東建ホームメイトカップ 2009
今季初シードの松村道央が好発進
3アンダーの4位タイにつけた松村は、チャレンジトーナメント賞金ランク1位の資格で本格参戦した昨シーズン、賞金ランク28位につけて、初シード入りを果たした選手だ。
シード元年は、やっぱり本人の意気込みが違う。
それは、顔つきに如実に表れている。
なんといってもすっきり締まった顎のライン。
このオフ、みっちりとトレーニングを積んだ成果だ。
何しろ生まれてこの方、それらしいことをしたことがない。
専属トレーナーから渡されたメニューはそれはそれは厳しくて、地元・埼玉の春日部で行った1月10日の事始めには、わずか10分で音を上げた。
「ランニングも最初はちっとも走れなくて…」と、苦笑するが週4度の集中特訓のおかげで、「メタボ」気味に出っ張っていた腹もすっかりへこみ、体脂肪は10%台まで落ちた。
体重は74キロから71キロと、こちらはそれほど変動がないのは「筋肉量が増えたからだと思います」。
体の切れも良くなって、飛距離も約10ヤード伸びた。
昨年は春先にもたついたが、今年は「100点じゃないですか?」。
自画自賛のシーズン初日。
開幕直前に、気合いを入れて染めた髪。
美容院のミスで、思ったよりも明るくなりすぎてしまったと後悔していた茶髪も、このスコアなら少しは胸を張れる!?