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ANAオープン 2009
ゴルフ北海道スイングはいよいよクライマックスへ
3戦全勝の選手に贈られることになっていた1000万円は今年も見送られたが、3戦をポイント計算した最上者の特権「賞金100万円」と「海外ツアーの出場権」を競う戦いは、今週のANAオープンゴルフトーナメントでいよいよクライマックスを迎える。
現在のポイントランキング最上位者は、113ポイントで並ぶ藤田寛之と、津曲泰弦(つまがりたいげん)。
藤田(=写真)は昨年のANAオープンでも4位タイ。2002年には、ジャンボ尾崎との優勝争いの末に単独2位と会場の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースとの相性も良く、今季はすでに2勝と絶好調なだけに、大会初制覇の期待も大だ。
さらにわずか2ポイント差の3位タイに片山晋呉と石川遼がつけ、今年の「ゴルフ北海道スイング」も、最後まで白熱した展開が繰り広げられそうだ。
<2009年ゴルフ北海道スイングトップ10 ( )…ポイント>
1 藤田寛之 (113)
1 津曲泰弦 (113)
3 片山晋呉 (111)
3 石川遼 (111)
5 金亨成 (101)
6 B・ジョーンズ(98)
7 井戸木鴻樹(96)
8 手嶋多一 (88)
9 星野英正 (87)
10 富田雅哉 (86)
<ゴルフ北海道スイングとは…?!>
道内で行われる3トーナメントが互いに手を組み、活性化をはかろうという取り組みで、2006年よりスタート。
今年も「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント(7月23-26日 ザ・ノースカントリーGC)」と「サン・クロレラ クラシック(7月30-8月2日 小樽CC)」と「ANAオープンゴルフトーナメント(9月17-20日 札幌GC輪厚C)」の3大会で全勝した選手には、各主催者より賞金1000万円が贈られることになっていましたが、今年も残念ながら、該当者はなし。
そのかわり、3大会の獲得賞金のポイントランキング上位者には賞金100万円と、今年は来年2月に行われる予定の欧州とアジア共催の「メイバンク・マレーシアオープン」の出場権が与えられることになっています。
昨年は、ポイントランキング1位で3大会を終えたデービッド・スメイルが12月のオーストラリアンツアー公式戦「豪州オープン(ロイヤルシドニーゴルフクラブ)」に出場し、3位の好成績を収めました。