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マイナビABCチャンピオンシップ 2009

鈴木亨が締めのイーグルで2位タイ浮上

この日2日目は1イーグルと6バーディ(3ボギー)のゴルフに、43歳がにんまりだ。「……若いなあ、ゴルフが!」。

特に、最終18番パー5で魅せた。
残り195ヤードの第2打は、6番アイアンでピッタリついた。2メートルのイーグルパットを決めて、前日初日の不甲斐なさを払拭した。

「昨日は9番、18番でフェアウェーからボギーを打って…。いつものツメの甘さが出てしまったから。今日こそは、と思ってやった」という。

先週のブリヂストンオープンで、コースまで17分の自宅通勤はリビングでゴルフ雑誌を読みふけっていた際にひらめくものがあった。。石川遼のレッスンコーナーにヒントを得て、「以前は、自分もこんなふうに振っていた」と、よみがえってくるものがあった。

加えて、大リーグの松井秀喜さんやイチロー選手のスイング理論を記事で読み、「球を打つ感覚は、野球と同じ」と大いに参考にして、2004年に2位タイにつけたこともある「相性の良い」このコースで原点回帰のスイングを目指したことで、確かな手応えも出てきた。

前回のツアー通算7勝目も2004年。
「あれから5年も優勝していないので、そろそろ欲も出てきた」とニッコリと、「良い週末にしたい」と、ベテランが腕ぶした。

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