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UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ 2009

マイヤーらがベストスコア賞をエコ団体にチャリティ

エコ大使の宮本と
今年10回目を迎えたUBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズはプロ17年目の五十嵐の劇的優勝で幕を閉じた。この日駆けつけた1万612人のギャラリーも帰路につき、人気もまばらになったギャラリープラザに、みんなの願いが鈴なりだった。

今年、新たな取り組みとして来場者にお配りした「エコ・コミットメントシート」。マークシート型になったそれは、4つの項目の中から自分が出来そうだと思う”エコ”を選んでチェックしてもらい、さらにその下の欄にお名前と、ご自身で考えた“エコ目標”を書き込んでいただけるようになっている。

それを七夕の短冊のごとく笹の木吊し、みなさんにエコへの思いを少しでも深めてもらうのが目的だった。
その中から少し紹介させていただくと……。

「なにげなくのポイ捨てやめよう」。
「ゲームをする回数を減らす」。
「おやつを減らしてゴミを減らす」

などなど、ユニークなものもたくさんあって、環境保全を願うたくさんの願いが風に揺れていた。

地球に優しいゴルフトーナメントを目指し、2006年の7回大会から始まったこの取り組みはスタッフ一丸となってアイディアを出し合い、智恵を絞り、「出来ることからコツコツと」をモットーに、少しずつ歩みを進めてきた。

ペットボトルや缶、食器など出来るだけ無駄なものを排除して、会場内の飲食店では地産地消のメニューを工夫し、CO2の削減を目指してきた。
さらに今年はギャラリープラザで出た残飯を農家の方に引き取ってもらったり、じわじわとしかし着実に、その活動は広がりを見せている。

そんなスタッフの取り組みを見て、エコの輪に加わってくれる選手も増えた。

今年はエコ大使として新たに桑原克典が加わり、2年連続の手嶋多一、そして選手会長の宮本勝昌とともに、大会前日の3日(水)にさっそくブースを訪れ、銘々“エコ宣言”している。

また大会では各日のベストスコア賞としてタイトルスポンサーのUBS提供の「ベストパフォーマンス賞45万円(複数均等割)」がかけられているが、今年もその賞金をすべて環境問題に取り組む地元のNPO法人などに、チャリティしようという意見で一致した。

初日に65をマークしたハワイ出身のグレゴリー・マイヤーも、受賞者の一人だった。
18番グリーン横のUBSパビリオンで行われた「ベストパフォーマンス賞」の授賞式で、選手を代表してUBS AGアジア・パシフィック地域スポンサーシップ統括責任者エグゼクティブディレクターのキャロライン・ダーシィ様より賞金を受け取った。

それをそっくりそのまま、その場でかたわらのスタッフに託したマイヤーは、「僕も家で奥さんと一緒にエコに取り組んでいます。水を出しっぱなしにしないとか、スーパーにエコバッグを持っていくとか…。小さなことだけど、続けていくことが大事で、それをトーナメントでも実戦しようというのが、この大会の偉いところ。これからも応援していくからね!」。

今年もたくさんのみなさまのご協力と善意に支えられ、大会は成功裏に終了しました。
私たちの活動は、まだまだ発展途上の段階ですが、今後もよりいっそうの努力を続けてまいります。
また来年、ゴルフファンのみなさまのより多くの笑顔と出会えますよう……。
スタッフ一同、心から願っております。

なお、ベストパフォーマンス賞を受賞したのは以下の選手です。
<第1ラウンド> グレゴリー・マイヤー(65)
<第2ラウンド> I・J・ジャン(64)
<第3ラウンド> 池田勇太(66)
<第4ラウンド> 宮里優作(66)
  • 手嶋と
  • 桑原も参加したエコ宣言!桑原は 「僕らも出来ることから一歩ずつ!」と書き込んだ
  • 今年からボランティア本部などで取り入れた、洗って使い回すリユースカップ。出来ることからこつこつと…!!
  • ダーシィさま(左)からベストパフォーマンス賞を受け取ったマイヤーや、すぐにかたわらのスタッフに託して「エコに役立ててください」と…

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