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つるやオープンゴルフトーナメント 2009

河井博大(かわいひろお)も弟弟子の活躍に発奮

弟弟子がウィニングパットを決めた瞬間。駆けつけた河井も自分のことのように喜んだ
田中秀道が深刻な腰痛で戦線離脱してからちょうど1年。復帰2戦目にして、1年半ぶりの予選通過を果たした師匠と足並みを合わせるように、弟子2人が奮闘した。

このつるやオープンで9位タイにつけた河井博大(かわいひろお)は、ツアー初優勝をあげた富田雅哉の兄弟子だ。
自分も乗り遅れまいと「今日は気張りました」と、拳を握った。

富田には4センチ負けているが、その河井も181センチと長身。
高い身体能力を持ち、2000年と2006年にはシード入りを果たしながら、いまは権利を失ったままで今季はファイナルQTランク8位の資格で参戦している。

ホールアウト後は師匠とともに18番に舞い戻り、弟弟子の晴れ姿を見届けた。
富田と固い握手を交わしながら「僕もこの勢いに乗って、今年は3人で盛り上げたい」との思いを強くしていた。
  • 3人で喜びを分かちあう…(左から河井、富田と師匠の田中)

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