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長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 2009
藤田寛之と宮本勝昌は同組対決にも・・・
藤田は、今大会5度目の開催で、予選通過は2度目とコースとの相性がいまひとつな上に、相変わらずスイングの試行錯誤は続いており、「今はまだ、自分のスタイルを探しているところで」と、決勝ラウンドに向けて前向きなコメントは出て来ない。
弟弟子の宮本もまたしかりで、この日3日目はボギーが先行して一時は戦線から脱落。
後半にどうにか4つ取り返して息を吹き返したが、「いや〜こんなもんでしょう」と、前半の乱調を悔しがる素振りもなく、「パットが全然入らなかったですし、内容は2オーバー、3オーバーくらいのゴルフです」と、首位と3打差の2位に再浮上しても、どこか諦めてしまったような顔つきだ。
藤田との優勝争いで勝つことを、かねてより夢みて来た宮本だったが「調子良いときに戦いたかった」と、残念がった。
「本当なら優勝争いを楽しみたいとか、かっこいいこと言いたいけれど、今のゴルフはそれどころじゃなくて・・・」と苦笑した。
あげくの果てに「井戸木さん、頑張れ〜」と、とうとうこの日のリーダーの応援を始める始末だったが、一夜明けてどうなるか分からないのがゴルフということは、本人も百も承知のはずである。