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〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシック 2009

下位の選手も虎視眈々、全英オープン日本予選はいよいよクライマックスへ

開幕戦の東建ホームメイトカップからスタートした全英オープン日本予選は、獲得賞金ランク上位2人のほかに、日本予選最終戦にあたるこの「〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシック」の上位4人にも、出場権が与えられる。

みな、虎視眈々と最後のチャンスに賭けている。

この日3日目、67をマークして6位タイに浮上した近藤共弘(=写真上)も、もちろんその一人だ。実は近藤は、今年4月にシンガポールで行われた全英オープンのアジア予選にも自身3度目の挑戦をしている。

だが、最後の一枠をかけて9人のプレーオフに臨み、敗れた。
もっとさかのぼれば、2008年も3人のプレーオフで権利を逃し、さらに前々年の2007年は、1打差で涙をのんでいる。
もっとも同年は、全英オープン日本予選ランキングで1位につけて、初のメジャー舞台を踏んだが、無念の予選落ち。

「ぜひもう一度出て4日間やりたい」という思いが強いだけに「奇跡のラストチャンス…それくらいの気持ちで、明日1日トライします」と、気合い十分。

その近藤とは1打差の通算6アンダーは8位タイに浮上した谷原秀人(=同下)も闘志を燃やす。
近頃はバイオリズムもやや下降気味で、今大会が始まるまでは、「今年はもういいかな…」と半ば諦め気味でコース入りしたのだが、3日目になってがぜん調子が上がってきた。

「久しぶりにボギーなし。会心のゴルフが出来た」と満足そうに「チャンスのところまで来たから。明日は、最後まで粘り強くやりたい」。
2005年のロイヤル・リバプールで優勝争いを繰り広げ、5位につけた思い出のメジャーに舞い戻る……!

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