Tournament article
The Championship by LEXUS 2009
今季3勝目を狙う、藤田寛之
40歳を迎えた今年はすでに2勝をあげて、自身初の複数回Vを達成。
先週、マイナビABCチャンピオンシップでツアー通算8勝目をあげた鈴木亨とともに、“アラフォー世代”はツアーの牽引役として、その存在感がますます際立っている。
そして先週は藤田もまた、鈴木とともに大会を盛り上げた。
5打差の2位で迎えた最終日は石川遼とともに最終組で回りながら、鈴木の独走を許して「自分もスコアが伸ばせなかったのは残念。今後の課題」と反省を口にしながらも、3位タイは今季7度目(優勝を含む)のトップ10入りに、獲得賞金は8000万円を超えた。
自身初の1億円超えまで、あと約2000万円ほど。
また、今週発表のワールドランキングは62位につけて、マスターズの資格が得られる夢の50台も見えてきた。
「それを目標に戦っているんじゃないので。まずは、目の前の1試合1試合を戦っていくことが大事ですから」とはしながらも、「結果としてついてくるのであるなら、非常に光栄です」。
相変わらず絶好調のまま乗り込む優勝賞金3000万円の今大会で、今季3勝目を狙っていく。