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日本プロゴルフ選手権 2009

ブレンダン・ジョーンズは「気合い入れていく!」

この日の午前中は強風に、大雨に、この日27℃を記録した東京と、10度以上も違う気温は凍えるような寒さ。誰もがスコアを維持するのも精一杯の難コンディションの中、「絶好調だよ」と言い切ったのがジョーンズだ。

平均300ヤードを優に超えるツアーきっての飛ばし屋は、濡れそぼる洋芝にもびくともしない。「グリーンまでのショットは何も問題ない」。
威勢良くそう言ってから、「だけどいまはグリーンがダメで…」とうなだれた。

この日も2〜3メートル前後のパットが決められない。
ショットはむしろ、天候が良かった前日2日目よりも、ずっと良かったのだ。
それだけに、かえってストレスがたまったという。
「あのホールもあのホールも、そしてあのホールも…!! 全部決めていたら、もっと伸ばせたのに!!」。
自らに憤慨して、鼻を鳴らした。

おまけに、5打差の3アンダーから迎える最終日は、1日36ホールで決着をつける。
「もっと若ければねえ…。さすがに2ラウンドはきついよ。何しろもうおっさんだから」と苦笑した34歳だが、「自分のキャリアをもっと上げるためにも絶対にこの日本タイトルが欲しいから。気合い入れていく!」。

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