Tournament article

静ヒルズトミーカップ 2009

パターが不発に終わった…竹谷佳孝

1番ホールのティショット
前半2,4番でバーディを獲り、5アンダーとしてトーナメントをリードしたのは竹谷佳孝だった。「優勝争いがしたい」といっていた竹谷の望んだ展開となった。

ところが9番ホールのティショットを右のバンカーに入れてしまう。残り170ヤードの上りの第2打を6番アイアンで「グリーン左のエッジのさらに左を狙い、カットに打つつもり」だった。しかし「クラブヘッドがすべって」思ったより右に出て、前の木の枝に当たり、ボールは失速して、グリーン右手前にある池に入ってしまった。ダブルボギーで一気に3アンダーに後退してしまう。

後半に入って14番でバーディを奪い、4アンダーにするものの、17番で3パットのボギーでチャンスをふいにした。「今日パターは爆発しませんでした。グリーンはやはり難しいですね。打てなかった」と前日まで好調なパターが不発だった。

「試合で経験を積み、成長してきた。今回はメンタル面で勉強になった」と竹谷は悔しさを隠しながら、前向きに敗戦を捉えていた。「来週はミズノオープンよみうりクラシックに出ます」とのこと。この試合上位4人には全英オープンの出場権が与えられる。猿島JGTOチャレンジⅠで好調だった五十嵐雄二は、2週間後にUBS日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズに優勝した。一発勝負だけに可能性はある。活躍を期待したい。

関連記事