２００９年チャレンジトーナメントも残り４試合となり、来年のツアーへの出場優先権の争いも佳境に入ってきた。９月１７日(木)からは「麻倉ＪＧＴＯチャレンジⅢ」(賞金総額１０００万円・優勝賞金１８０万円)が２日間の日程で麻倉ゴルフ倶楽部（千葉県佐倉市内田６７０）にて開催される。

会場となる麻倉ゴルフ倶楽部は、今年「2009青木功 日野皓正 フィールズ ザ・レジェンドチャリティプロアマトーナメント」を開催している。昨年の秋にオープンしたばかりの新設コースで、首都圏近郊にまだ「こんなところにゴルフコースを造るにふさわしい土地があったなんて」と思わせるほど、フラットな丘陵地に１８ホールが展開している。適度に池などのウォーターハザードが配置され、プレーヤーに挑戦意欲をわかせるレイアウトになっている。

このコースに１４４人の選手が挑戦する。ツアーでの優勝を夢見る若者や、ツアー復帰に奮起するベテランなど様々な思いが交錯する。選手それぞれに心に秘めたものがあり、１４４通りのストーリーがある。だが思いは一つ、来年のツアー出場だ。年間獲得賞金ランキング第１位者には翌年１年間の出場資格が、また２位以下の上位６名の選手には翌年前期のツアートーナメントへの出場優先順位が与えられる。

果たして、その権利を手にするのは誰か？過酷な戦いがいよいよ始まる！

• 青木 功