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国際オープンゴルフトーナメント 中日クラウンズ 2000

タイガーを破った男・ダレン・クラークが、戦線浮上

2日目、ダレン・クラークはスタートの1番で1,5メートルに乗せてバーディ発進。2番では10メートルのロングパットを沈めて連続バーディを奪い、難コンディションの中、幸先のいいスタートを切って、戦線に浮上してきた。
北アイルランド出身のクラークは、今年2月の世界マッチプレー選手権・決勝戦では、タイガー・ウッズに勝って世界に名を売ったばかり。この勝利で賞金100万ドル(約1億1000万円)というビッグマネーも手に入れて、今、ノリに乗っている。
普段はステディで地味なプレーが身上だが、ひとたび波に乗れば手につけられない、と、主戦場のヨーロピアンツアーでも恐れられているだけに、残り2日。クラークの動向から目が離せない。 クラークのはなし「今日は強い風のなか、非常にクラブ選択を迷いました。なんとしてもピンの奥にはボールをもっていきたくなかったですね。この風の中でアンダーパーでまわった選手は少なかったはず。良い出来に、今日はとても満足しているよ。しかし、この風は今日限りにしてもらいたいよ…。
首位の宮瀬さんは非常にいいプレーヤーだと思うが、まだ残り36ホールもあるんだ。自身のコンディションはあがっているとは言えないが、悪くはない。このまま充分、優勝も狙って行けると思うよ」

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