記事
ユーラシアカップは依然として欧州リード
2日間計3ポイントに対して、闘将ダレンクラークの欧州は9と、その差は広がるばかりとなった。
日本勢としてただ一人、代表入りを果たした片山晋呉も、欧州勢の強さに脱帽だ。
この日は共に、日本ツアーで戦うタイの英雄、プラヤド・マークセンと組んで、アンディ・サリバンとシェーン・ローリー組に挑んだが、3&2でまたしても、勝利を譲った。
「僕には昨日(初日のフォアボール戦)と同じ相手だったんだけど、強いよ、あの2人は」と、思わず嘆息。「ヨーロピアンツアーのトップ5に入る2人だから。その実力はダテじゃない」と、まずは敵を褒めちぎったが、諦めたわけじゃない。
いよいよ翌17日は最終日の個人戦。前回大会も、劣勢ムードから引き分けに持ち込んだアジアチームの底力。
今年も見せつけたい。
「自分も含めて、みんなが最高のプレーをすれば、なんとかなる。チームの雰囲気はいいし、チャンスはまだある。明日のシングルスでなんとかタイ(引き分け)まで戻したい」。
最後まで、アジアの奇跡を信じて戦う。
<2日目(フォアサムマッチプレー)の結果>(※アジアVS欧州 ×負け、○勝ち)
×アン・ビョンフン&トンチャイ・ジェイディ 3&2 ダニー・ウィレット&イアン・ポールター○
×キム・キョンテ&ワン・ジョンフン 2UP ベルント・ウィスベルガー&ロス・フィッシャー○
○キラデク・アフィバーンラト&S・S・Pチョウラシア 2UP クリス・ウッド&クリストファー・ブロバーグ×
×プラヤド・マークセン&片山晋呉 3&2 アンディ・サリバン&シェーン・ローリー○
ダニー・チア&ニコラス・ファン 引き分け ソレン・ケルドセン&ビクトル・デュビッソン
×アニルバン・ラヒリ&呉阿順 5&4 リー・ウェストウッド&マシュー・フィッツパトリック○
※大会の詳細とスコア速報はこちらから