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片山は30位、市原は43位

東南アジアは目の強く、くせのある芝質のコースが多いが、メイバンク・マレーシア・オープンの会場のサウジャナG&CCも、例外ではなかったようだ。

片山晋呉は「僕のゴルフ人生の中で一番遅い」と、特にグリーンに手を焼いて、この日3日目は伸び悩んで通算5アンダーの30位タイ。

しかし焦りはない。
このあと、世界ゴルフ選手権のアクセンチュアマッチプレーと、3月には米ツアーのホンダクラシック、CAチャンピオンシップと実戦を積み、いよいよマスターズを迎える。

昨年、予選落ちを喫したオーガスタを先に見据え「いまは、まだまだ小手調べ以前の状態だし、徐々にゲーム感覚を取り戻していければいいと思っているから」と余裕の笑みだ。

そのほかの日本勢は市原弘大が43位タイにつけている。アジアンツアーでシード1年目の26歳は「調子は悪くないんだけど、スコアを伸ばせなかったという感じ」とちょっぴり悔しそうに、「明日は4アンダーくらい出せるように頑張りたい。ヨーロッパとの共催の今大会は出場選手のレベルが高く、カットラインもアジアンツアーの単独開催より1打、2打少ないが、その中で自分も頑張って成績を残したい」と、最終日の巻き返しを誓っていた。

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