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<ワールドカップ情報>小さな島国バルバドスでいよいよ開幕

開催地バルバドス諸島は総面積431k㎡。この小さな島国に、世界24カ国48人が集結し、優勝140万ドルのほかに、各国の栄誉と尊厳をかけて競われる。

WGC−バルバドスワールドカップ。

会場に入るとまず目につくのは、WGCチャンピオンシップ4大会の旗と、フェデレーションメンバーである世界6大ツアーの旗だ。

もちろんそこには、ジャパンゴルフツアーの旗も掲揚されている。
さらにその先には、過去のチャンピオンチームの紹介ボードがある。
それを見るにつけて、再びあの快挙を、思い出すことが出来る。

2002年にメキシコで開催された同大会だ。

丸山茂樹と伊澤利光ペアが優勝した。
充実した笑顔を浮かべて、優勝カップを掲げる2人の写真。
1957年、当時名称カナダカップの中村寅吉&小野光一ペア以来となる2度目の勝利をわが国

日本にもたらしてくれたのだ。

今年は、谷原秀人と平塚哲二ペアがこの世界舞台に乗り込む。
2人とも、今シーズンは日本でも大活躍をしているだけに自ずと期待が高まってくる。
2人らしい伸び伸びとした、スケールの大きなゴルフが出来たなら4年前の再現も不可能なことではない。
両者のゴルフの調子はもちろん、このチーム戦は何よりペアの相性が問われる今大会。

いよいよ開幕する初日の競技方法は、それぞれのボールをプレーするフォアボール・ストロークプレーだ。

※フォアボール・・・2人のうちの良い方のスコア対他の2人のうちの良い方のスコアで競うマッチを言う。

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