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エンジョイ・ジャカルタ インドネシアオープン いよいよ明日開幕<3月21日(水)>

昨日の曇りがちな天候から一転、今日のエメラルダ・ゴルフ&カントリークラブは朝から晴天に恵まれ、気温も30℃。
照りつける日差しと、南国特有の蒸し暑さの中、開幕初日を明日に控えた選手たちが練習ラウンドで各自入念な調整とコースの確認を行った。

日本勢のトップを切って練習ラウンドをスタートしたのは片山晋呉。
ジャカルタで開催するトーナメントに出場するのは2年前と今回で2回目だ。
「試合から4カ月間遠ざかっているが、今年は昨年のオフに比べてもトーレーニングを積んできた。調整も順調で決して調子は悪くない」とコメント。
今回のコースの印象について聞かれると、「どのホールもある程度距離があり、ラフが長いので、フェアウエイのキープ率が鍵になってくると思う。思い切ったゴルフより、コンスタントに攻めて行くゴルフも必要」と明日に向けての攻略を語った。

続いて、宮里優作、松村道央、富田雅哉の3人が一緒にラウンド。
コースの印象を聞くと、「風とラフ、そして硬いグリーンがやっかい」と3人とも同じ感想。
昨日のプロアマ戦で2位だった宮里は、「いいコースですが、難しいです。風とラフからのショットが重要。昨日のプロアマでのスコアはたまたまです」と笑顔でも気を引き締めていた。
松村は「ラフが長いので、1打目をフェアウエイに残す事が大事。グリーンも見た目より硬いので、手前手前に攻めて行く事も必要になってくる」とコース難易度の高さを語った。
「しかし、日差しが強いです。今日は長袖のシャツにしました」と、松村の顔と腕は真っ赤に日に焼けていた。
富田も同じく、「距離があるので、フェアウエイをキープして行く事が大事」とコメント。
「明日の天候でまたコースがどう変わるか分からないが、自分にとっては、止まらない硬いグリーンを攻略する事が鍵です」と自分の攻略法を語った。

練習ラウンドを終えた矢野東も、「ラフの長さとグリーンの硬さを考えて、パーをキープする為には、グリーンを外した攻め方も必要。フェアウエイをどれだけ外さないショットをするかが大事」と、練習場で入念にショットの調整を行っていた。

明日はショットだけでなく、コースマネジメントも重要な鍵となってきそうだ。

初日の組み合わせはこちらから。

スコア速報はこちらから。
  • 腕にタオルを挟めて練習する矢野東
  • 河瀬賢史を指導する藤田寛之

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