12日に開幕した今季メジャー最終戦『全米プロゴルフ選手権』の舞台は、開幕前から難コースとの呼び声高かった米ウイスコンシン州ミルウォーキーにあるウィストリング・ストレイツ。

総距離の長さに加え、雄大なミシガン湖からの風、コースには1400個のバンカーが点在し、深いラフが生い茂るこのリンクスコースに、ジャパンゴルフツアープレーヤーたちが、立ち向かっている。

丸山茂樹と田中秀道、トッド・ハミルトン、S・K・ホ、ブレンダン・ジョーンズらが、揃ってイーブンバー40位タイ発進した。

現在、日本ツアーの賞金ランク1位の片山晋呉は2オーバー83位タイ、大会直前に、7 月の全英オープンに続くこのメジャー2戦目の出場権を手に入れた平塚哲二は、8オーバー148位タイと大きく出遅れた。

初日首位に立ったのは、7アンダーを出した北アイルランドのダレン・クラーク。1打差2位に南アフリカのアーニー・エルスがつけている。

世界ランク1位のタイガー・ウッズは3オーバーの104位タイ。2日目もスコアが伸ばせず、このまま予選落ちとなれば、米ツアーの予選通過記録が127試合で止まる。331週連続で立つ世界ランク1位の座も、危うくなる。

• 丸山 茂樹
• 田中 秀道