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東建コーポレーションカップ 1999

6位タイの横田真一

ジェット尾崎にアプローチのアドバイスを受ける横田
「努力は人に見せないもの」と多くは語りたがらないが、今オフ、横田はかなり充実した毎日を送ったようだ。
「野球選手がするような、ハードトレーニングを少し集中してやったんです。それで土台が、かなりしっかりしたと思う。筋肉が全体的に安定したっていうのかな。
車のエンジンをデカくしたみたい。実はプロになって以来、トレーニングってしたことなかったから」
その結果、飛距離が、これまでより10ヤード以上伸びた。
プレー後の疲れも、まったく感じなくなった。
目に見える自主トレ効果に、「開幕が待ち遠しかった」と横田。
自称アプローチイップス。まだ芝の生えそろわない芝の上からアプローチしようとすると、こわくて打てない。先輩の尾崎健夫などに積極的にアドバイスを請うて、克服に努めてはいるが、
「トップするのがこわいから、ダブってばかりなんです」
で、それをカバーするために、肉体を鍛えようと発起したわけ。
この日、6アンダー(ノーボギー)。通算10アンダーで前日の21位から6位浮上。
首位と5打差は、余裕のV圏内だ。

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