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冨山聡が混戦を抜け出す! <ファイナルクォリファイングトーナメント第5日>
この日首位タイでスタートした冨山聡が6バーディ、1ボギーの5アンダー67をマークして、通算16アンダーとスコアを伸ばし、単独首位に立った。2位には3打差の13アンダーでK・バーンズ、J・チョイが並んでいる。
出だしの1番でティショットを右に曲げてしまった冨山は、ボギーのスタートとなってしまった。しかし、続くパー5の2番でピタッとつけてバーディを奪い、「あれで落ち着きました」と一安心。さらに5番のパー4(479ヤード)。通常営業ではパー5として使用している長いホールで、ティショットをドライバーで打っても第2打は3番ウッドで打たざるを得ないくらいだ。その第2打を7〜8メートルに乗せ、このバーディパットを見事に沈めた。これで流れをつかんだ冨山は、その後も9,11,13,15番とバーディを奪った。
「出来れば1位になりたいです。賞金も出ますし」というのは、2月に子供が生まれるので「費用を稼がないと」ならない。1位賞金は100万円だ。2位とは3打差だが、後ろを振り返らず、ひたすら前だけを見据えていって欲しい。