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マンシングウェアオープンKSBカップ 2000

片山晋呉に刺激を受けて… 川原希と小山内護

2日目、4位タイに浮上した川原希(のぞみ)と小山内護が刺激を受けたという片山晋呉のパッティング練習方法(=写真上)。
U字型の2つの鉄杭を、1本のひもでつなげてグリーンに刺しこみ、左側にはカンジュースをセットした状態(写真下)で、ひもに沿ってパッティングすることで、「クラブヘッドをラインにむけたまっすぐ引く感覚が、目で実感できる」と川原。左側にカンジュースを置くのは、インサイドに引きすぎるのを防ぐため。「このカンにパターヘッドが当たると、正しくストロークできてないってことなんだって、昨日、片山さんから教わって練習したら、きょうはかなり、パットがよくなりましたね」(川原)。
片山は、さまざまな器具を自分であみ出して普段の練習に取り入れるのが得意だ。そして、それを仲間と、惜しげなく共有する。
この日67で回った小山内も、「これまで僕は、ラインは読めているのに、そこにヘッドが打ち出せず、球の回転もバラバラだった。晋呉がやってた練習方法をやらしてもらって、『マモ(小山内のニックネーム)はヘッドを左にひっぱっている。フォローでもっとまっすぐ出すように練習してみたほうがいいよ』と教えてもらい、そのとおりやったらよくなりましたね」という。
川原も小山内も、片山からは「得るのもが多い。一緒にいるととても勉強になる」と、声を揃えていた。

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