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マンダムルシードよみうりオープンゴルフトーナメント 2005
横田真一が、ホールインワン
6番アイアンで打ったボールがカップに消えた瞬間、思わずティグラウンド後ろのボードを振り返った。
「ホールインワン賞300万円/提供:株式会社マンダム」。
改めて、ガッツポーズをしかけたが、その下の文字を確認して今度はがっくりとうなだれた。
「決勝ラウンドのみ」。
それでもあとから、開催コースのよみうりカントリークラブと、大会主催の読売テレビより30万円が贈られることを知り、少し笑顔を取り戻した横田。
ホールインワンはうれしいには違いないが、それ以上にほかのことで頭が一杯だ。
後半の3番パー3で、「いちばん打ちたくない質のショットが出た」とボギーを打った。
それは、「半年前に冷凍室に入れた魚が出てきたくらい、いやな感触」なのだそうで、「出来るだけ早く、新鮮な感触に取り替えないと・・・」と、ホールアウト後は練習場に直行していた。
写真=今年のマンシングウェアオープンKSBカップでパットのイップスにかかり、持ち替えた長尺パターは好調。「長尺は緊張しないで打てるからいい」