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片山、五十嵐は初日4オーバー

片山は、久しぶりのメジャー級の大会に「ここにいられるだけで嬉しい」と…
世界ゴルフ選手権「ブリヂストンインビテーショナル」は6日(木)、米オハイオ州アクロンのファイアストーンカントリークラブで開幕。
片山晋呉と五十嵐雄二の2人の日本勢は、揃って4オーバーの66位タイで初日をスタートした。

背筋痛のため、今季は全米オープンと、全英オープンの2つのメジャーを続けて欠場している片山は、4位につけた4月のマスターズ以来、久しぶりの海外ツアーだ。
「ひどい時差ボケ」からまだ抜けきらないようで、「その中でのゴルフにしては、いい感じだった。今は、アメリカでゴルフが出来るだけでもほんとうに嬉しい」と、話したという。

五十嵐(=写真下)は、6月のUBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズでプロ17年目にしてツアー初優勝をあげて、そのV特典として参戦。
メジャーはおろか、米ツアーに出場するのも初めてで、「前半は、いちギャラリーになってしまった」と苦笑する。

「回りの選手の体がみな大きいので力んでしまった。タイガー・ウッズはほんとうに格好良い」などと、40歳が初々しいコメント。
もっとも、この日4ボギーの74には「今日はひとつもバーディが獲れなかったので、明日はぜひアンダーパーで回りたい」と、気合いを入れ直していた。

首位は、6アンダーを記録したアイルランドのパドレイグ・ハリントン。
4アンダーの2位タイグループに、タイ出身のジャパンゴルフツアーメンバーのプラヤド・マークセンがいる。
インドのジーブ・ミルカ・シンはイーブンパーの27位。

2週連続優勝と、ツアー通算70勝目がかかるウッズは2アンダーの8位タイと好位置につけた。
  • 五十嵐は2日目以降の巻き返しを胸に誓った。

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