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三菱自動車トーナメント 1999
日下敏治大会ディレクターの「大会みどころ」
たいてい、トーナメントコースは、グリーンまわりをラフで囲みますが、今回は “フェアウェーカット”、つまり、フェアウェー並みに短く刈りこみ、ラフとグリーンまわりとをかなり離した形でセッティングしている。
ゆえに、しっかりグリーンを捕らえていかないと、球はあっけなくグリーンを転がり落ちるし、果敢に正確に、ピンを狙って打ってこれた球は、大チャンスに持っていけるわけですね。
さらにレイクグリーンゴルフ倶楽部は、距離もたっぷりとあり、広広とした雄大なフェアウェーが特徴ですから、攻めるほどにチャンスは転がり込むでしょうし、守るほどに勝利は遠のいていくでしょう。
そして、しっかりと伸びたヘビーラフに、固いグリーン、そして絶妙に配された池とのマッチングは、選手の闘争心をあおるに充分な設定になっています。
ギャラリープラザでは、三菱のオリジナルカーオークションや、レッスン会もありますし、楽しみ倍増。ぜひ会場にいらして、華やかな雰囲気をお楽しみください。
★ 大会前の練習ラウンドで、コースを下見した丸山茂樹のはなし
「今週は、グリーンまわりが米ツアーのようにラフが短く刈りこまれているから、とてもプレーしやすいですね。正確なショットで許容範囲に運んでいけたら、きれいにグリーンに乗せていける。アメリカもね、グリーンのエッジから5ヤードくらいがラフで、その向こうからキレイに刈ってあるんです。
そういう設定は、ショットの良し悪しがはっきり出るんです。
非常に、集中しやすいコースです。
ただ、あとは池に入れないようにね(笑)」