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全英オープンのアジア予選は27日に開幕(3月26日更新)

今週から合流した近藤(右)とじゃれあうすし(左)
ジ・オープンの名のもとに、世界に大きく門戸を開く目的で、2004年から始まった全英オープンのインターナショナルファイナルクォリファイング、通称「IFQ」は、今年も世界5大陸で開幕。

すでにアフリカ、オーストラリアで日程が終了し、今週は3会場目にあたる、アジアIFQが27日(火)からシンガポールのセントーサゴルフクラブで行われる。

髙橋竜彦、立山光広、川原希、市原建彦、すし石垣、塚田好宣、富田雅哉、谷昭範、清田太一郎ら、先週のアジアンツアー「モトローラインターナショナル」からそのまま会場に足を伸ばした日本勢に加え、今週は近藤智弘、高山忠洋、武藤俊憲らも加わって、出場73人中上位4人の狭き門を争う。

この日26日は、指定練習日。
入念に下見を行った選手たちはそれぞれ、すでにコースの感触をつかんでいるようだ。

「ティショットにややプレッシャーがかかるけど、思い切って攻めていける」と話すのは、武藤俊憲だ。
「すべてのパー5で、チャンスがある。飛ばし屋有利のコース」と分析。自身も飛距離に自信があるだけに、今週は「去年のリベンジ」と燃えている。

昨年の全英オープンで初のメジャー舞台を踏んだものの、予選落ち。
「昨年の無念を晴らすためだけにここに来た。絶対に2年連続の出場権を持って帰る」と力強い。

今年こそ、の思いを人一倍燃やすのは、すし石垣も同じだ。
やはり2004年のIFQで“最後の一席”を争って、塚田好宣とのプレーオフに臨んだが、あと一歩で破れた悔しい過去がある。

やはり今週から合流した近藤、高山らといつものようにじゃれあいながらも、胸に秘めた思いはみな同じ。
世界最古の切符をかけた熾烈な争いは、2日間計36ホールで決着がつけられる。

  • 武藤は「昨年のリベンジ」ときっぱり
  • おどけてポーズをとる富田と高山(左から)。しかし、胸の底に秘めた闘志はみな熱い!!

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