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サン・クロレラ クラシック 2010

丸山茂樹が6タイ位浮上

小樽の夕陽を浴びて、40歳の笑顔が輝く。「も〜う、しんどい。足はがくがく」。日没サスペンデッドとなった前日2日目の第2ラウンドは、スタートするなり、クラブハウスに舞い戻ってきた。日没間際の、18時15分にティオフ。

ギャラリーの拍手に見送られながら、「すぐ戻ってくるよ」と言って笑わせた。
そして、現実に10番ホールを終えたところで、ご帰還。

この日3日目はやり残した第2ラウンドの17ホールと、すぐに第3ラウンドに突入。

課題のドライバーは、疲れで曲がりまくった。
それでも、得意のアプローチとパターで拾いまくった。

7番ウッドも良い仕事をした。前半の16番は「ゲリラバーディ」。
左の林から、ピンまで200ヤードを「転がしまくって7メートルを入れました」。
5番は、右の林。
やはり200ヤードほどを、7番ウッドで「30ヤードはスライスをかけて乗せてしのぐことができました。とにかく、乗ったことを褒めてあげたい。ノーボギーを褒めてあげたい。そして今日の2ラウンドとも60台を、褒めてあげたい!!」。
充実の笑みが、ますます輝いた。

高山忠洋と、ディネッシュ・チャンドが4番でホールインワンを達成して抜け出したから「さすがに、届かないでしょう。明日はトップ5狙い」と、苦笑の白旗。
それでも、楽には勝たせない。
「チャンドに少しでも追いつけるように頑張ります」。
マルちゃんが最終日の健闘を誓った。

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