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コカ・コーラ東海クラシック 2005

伊藤涼太は42位

最終日は、スコアメイクに苦しんだ。「調子が悪いとき、早くボールを見たがるクセがある」。そのせいで、体が起き上がり、ショットは右へ、右へ。

「パットのイメージも出なかったし、今日は全部が悪かった」。

今大会は小学校6年生だった4年前、初めて挑戦したトーナメントだった。
思い出の大会で予選通過できたことだけで満足することなく、決勝ラウンドではさらに上を目指してプレーしたが、結局ベストアマチュア賞も金庚泰(キムヒョンテ)にさらわれた。

金は、伊藤が準々決勝で敗退した今年の日本アマのチャンピオン。
「金さんにも、勝ちたかったけれど・・・」。
ひそかに対抗心を燃やして戦ったが、通算8アンダー・11位タイの金には遠く及ばなかった。

「・・・来週は、勝ちたい」。
次週、日本オープンでの雪辱を誓った。

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