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2日目はフォアボールストロークプレーの組合せ

初日を終えて、1ポイントリードにキャプテン・アオキこと青木功が自ずと、思い出すのは昨年大会。やはり、3対2で初日をスタートした日本チームは僅差の戦いで逃げ切った。
「去年と同様に、上々の滑り出し」と満足げに語ったキャプテンの心に揺らぎは微塵もなかった。

今年の日韓戦は、計10人の代表メンバーのうち3人が初出場。
練習日にひとまず常連メンバーと、“新顔”を組ませるペアリングは、そのまま本番に突入したが、この日の結果を見る限り、青木の采配は大成功だったといえる

3勝2敗は経験者が未経験者をうまく引っ張る展開で1打リードの幕開けに、青木も「よくやった」と、満足そうに頷く。
一方で、いずれも破れて帰ってきた残る2組に関しても、青木は心配していない。

バツグンの相性を誇る片山と池田、そして薗田と石川ペアには負けたからこそ、火がつくはずだ。
4人には2年連続の代表入りという、プライドもあるはずだ。

「あいつらは相当にカッカしているはずだ」と、むしろ青木は面白そうに、「明日あたりでどのくらい、あいつらにエンジンがかかるか。期待している」。
それだけに、翌2日目の7月2日は土曜日のフォアボールのストロークプレーでも、この2組の最強コンビを引き離したりするはずがない。
しかも、最終マッチのY・E・ヤンと金庚泰(キムキョンテ)の韓国最強ペアにぶつけたのは、あの若い2人だ。これに、熱く燃えないわけがない。

2日目(フォアボールストロークプレー)の組合せ

8:10 崔虎星(チョイホサン)金度勲(キムドフン)VS 近藤共弘高山忠洋

8:25 李丞鎬 (イスンホ)洪淳祥(ホンスンサン)VS 河井博大小田孔明

8:40 金大玹(キムデヒョン)朴相賢(パクサンヒュン)VS 藤田寛之松村道央

8:55 姜庚男(カンキュンナム)裵相文(ベサンムン) VS 片山晋呉池田勇太

9:10 Y・E・ヤン金庚泰(キムキョンテ) VS 薗田峻輔石川遼

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