記事
「給食」の時間は質問攻めに・・・小林正則②
「用意ができました!」と子供たちのお迎えを受け、少し照れながら4年2組の教室に向かう。
今日のメニューは、ぶどうぱん、バナナ、牛乳、ミニトマト、ジャーマンポテト、マーマレード焼。
「僕が小学校の時はどんなメニューだったかなぁ。好きだったのはシチューとか・・・」と目を細め、当時を振り返る。
元気よく「いただきます!」と手を合わせた直後から、同じ班で食べている子供たちとの会話が弾む。
子供たちにとっては、手の届く距離にプロがいるのは夢のようなシチュエーション。
この機会を逃すまいと、他の班の子供たちからも「僕も!」「私も!」と質問を浴びせられる。
「1番好きなプロゴルファーは誰ですか?」「結婚しているんですか?彼女いるんですか?」「ペットは飼ってるんですか?」等々・・・興味津々にどんな質問をされても、笑顔で丁寧に答える小林。
「ゴルフでいつも心がけているのは何ですか?」との問いには、「平常心を保つこと。ゴルフはいろいろミスが出るスポーツだから、ミスしてもカーッて怒らないこと」とまじめに答えたかと思えば、「プロの好きな食べ物は?」と聞かれて、好きな飲み物は「ビール!」とおどけて、子供たちを笑わせ、すっかりうちとけていた。
給食が終わり休憩時間になると、子供たちに次々とサインをねだられ、快くひたすらペンを走らせていた。